About
坂本樹生 さかもと たつき/バリトン
1997年兵庫県姫路市出身。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。学部卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。
大学院在学時に武藤舞奨学金を受け渡独し、ミュンヘン音楽・演劇大学大学院修士課程声楽科に留学。
その後、文化庁新進芸術家海外研修制度により同大学大学院修士課程リート科にて研鑽を積み、最高得点で修了。現在、同大学大学院兼バイエルン州立演劇アカデミー・アウグスト・エヴァーディングにて修士課程オペラ科に在籍している。
2026年、オーストリアで開催された国際ハイドン声楽コンクールにおいて第3位を受賞し、あわせてOpern.News賞および最優秀アリア解釈賞を受賞。また同年、ドイツ・ポーランドで開催されたボルコ・フォン・ホッホベルク国際リートコンクールでは、ファイナルラウンドにおいて優れた歌曲演奏に対して贈られる特別賞 „Henriette Sontag“ を受賞。さらに2025年にはウィーンで開催された第5回ヘルムート・ドイチュ国際ドイツ歌曲コンクールにて第3位を受賞した。加えて、2024年の国際学生リートデュオコンクール、オランダではファイナルラウンドに進出し、International Lied Festival Zeist Awardを受賞するなど、ヨーロッパ各地の国際コンクールにおいて高い評価を得ている。
その他、第19回ロベルト・シューマン国際コンクール(ドイツ)声楽部門セミファイナリスト、第4回シューベルト国際コンクール・ドルトムント(ドイツ)リート部門セミファイナリスト。
国内においても、第32回宝塚ベガ音楽コンクール声楽部門本選第2位、第5回日光国際音楽祭声楽コンクール第1位(併せて審査員長賞、商工会議所会頭賞受賞)、第72回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学生の部東京大会第3位・全国大会第3位、第50回フランス音楽コンクール声楽部門本選第2位(併せてフランス総領事賞、日仏音楽協会=関西賞受賞)など、他にも多くの受賞歴を有する。
ミュンヘン音楽・演劇大学大学院ではオペラ定期公演でH.パーセルのオペラ《ディドとエネアス》の魔女役、エネアスのカヴァーキャストを務めたほか、2025年にはW.A.モーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》にレポレッロ役で出演し、好評を得た。2026年にはプリンツレーゲンテン劇場にて、ダリウス・ミヨーのオペラ《哀れな水夫》の水夫の友人役、ニーノ・ロータのオペラ《内気な二人》のヴィットーリオ役で出演し、好評を得た。
ソリストとしては、藝大モーニングコンサートに出演し、G.マーラー《リュッケルトの詩による5つの歌曲》を藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演したほか、パルナソスホールの「姫路市文化国際交流財団設立30年特別企画 メサイアVol.5」やL.v.ベートーヴェン《第九》にバスソリストとして出演。ドイツでも、J.S.バッハの《ヨハネ受難曲》、G.ロッシーニ《小荘厳ミサ曲》、F.シューベルト《ミサ曲第2番ト長調》、W.A.モーツァルト《大ミサ曲 ハ短調》などのバスソリストを務めた。
また、在ミュンヘン日本国総領事館の令和6年度天皇誕生日記念式典にて日本国家及びドイツ国家、バイエルン州歌の斉唱を務めた。
歌曲の分野でも様々なコンサートで演奏し好評を得ている。特に2026年にはリートピアニストとして著名なGerold Huber氏とF.シューベルト《冬の旅》のリサイタルを行い、好評を得たほか、バイエルン州立図書館からの依頼により作曲家ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(Luise Adolpha Le Beau)の作品のみを扱ったコンサートに出演し、彼女の歌曲作品を演奏した。
公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション2026年度奨学生。2021年、2022年度宗次エンジェル基金/(公社)日本演奏連盟 新進演奏家国内奨学生。公益財団法人野村財団2023年度下期芸術文化助成採択者。また、ドイツではDeutscher Bühnenverein(ドイツ舞台協会)奨学生、August Everding Stiftung 奨学生。
これまでに声楽を林裕美子、吉田浩之、Andreas Schmidt、Íride Martínezの各氏に師事。
歌曲をChristian Gerhaher、Gerold Huber、Dorothea Röschmann、Werner Güra、Rudi Springの各氏に師事。